アーセン・ヴェンゲルが予てより高い評価を与え、シーズン終了後にはアーセナルへの移籍も噂されるママドゥ・サコ。しかし、ここのところ、フランス代表にも名を連ねるセンターバックは、所属するパリSGでベンチ要員となり、出場機会を失いつつある。『Le Parisien』に対し、この事態に憤りを感じていることを明らかにし、退団の可能性も匂わせた。
「本当に腹が立つ。不満で一杯だし、ベンチに座ることにイライラを感じるよ」
「だけど、この感情をチームにぶつけるべきではないことはよくわかっている」
「最も重要なのはパリSGの勝利。このチームが優勝することだからね。その後で、個人的な話をクラブとするつもりだ」
まだ退団が確定したわけではないが、本人としては「レギュラー確約」が希望条件であることは言うまでもないだろう。この願いがクラブに届かなかった場合は、前述のアーセナル、また同様に獲得を目録んでいると言われるマンチェスター・シティから具体的なオファーが届けられることになるかもしれない。無論、この両クラブでも激しいレギュラー争いが待っていることは言うまでもないが。
(筆:Qoly編集部 T)
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