来季も指揮を執らせてくれることを感謝する」

5月7日、UAE1部リーグのアル・ワスルを率いているディエゴ・マラドーナ監督が、来季も指揮を執る意向を明らかにしたと、ガルフニュースが報じた。

ディエゴ・マラドーナ監督は今季開幕前に2年契約を結び、アル・ワスルに就任。しかし、彼が要求するだけの補強をクラブが行わなかったことから、フロントとの間で確執が発生。先日は「夏の間に要求するだけの補強資金を与えてくれないのならば、俺は出て行く」発言し、辞任をちらつかせながらクラブを半ば脅迫していた。

しかし日曜日にクラブのフロントとの会談を行い、この要求を取り下げ、来季も指揮を執る意向を明らかにした。

「俺は契約を尊重する。そして、更なる補強がなくとも、今持っているもので来シーズンも引き続き戦っていくことを約束する。

終盤の戦いには問題があった。クラブから十分にサポートがなかった事によるものだ。しかし、それはシーズンが始まったときから分かっていたものだ。次の話し合いでは、選手をどのように入れ替えていくかを議論しようと思う。

俺はまだ監督を続ける。契約を尊重しているからね。今の体制と選手たちも尊重している。今持っているもので戦わなければならん。今シーズン成功できなくとも、来年は成功できるように務める。

アル・ワスルは俺にチャンスを与えてくれたからな。彼らの決定も尊重しよう。来季も俺に指揮を執らせてくれることを感謝するのみだ」

(筆:Qoly編集部 K)

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