ミランの元イタリア代表FW、フィリッポ・インザーギがミラン退団を表明した。オフィシャルサイトで「手紙」として公開されている。
アレッサンドロ・ネスタ、ジェンナーロ・ガットゥーゾに続き、またひとりミランのベテランがチームを去る事になった。オフィシャルサイトで叙情的で素敵な手紙が掲載されているのでご紹介したい。
「みんなが読もうとしている全てはこの手紙の次にすぎないよ。まず一番最初にわかって欲しいのは、僕は“僕たち”のためにプレーし勝利してきた事だ。プレーすることや勝利することの感動を誰とも共有できないのは意味がないけれど、みんなと僕、“僕たち”は一緒に共有することができた。僕らは願い、苦しみ、祝い、そして喜んだ。僕らは心の中で一緒にカップを掲げ、タイトルを勝ち取ってきた。僕らはいつも通じあっていた。そして、誰も僕らを引き離すことはできなかった」
「親愛なるファンのみんな、僕がクラブにやってきた時は知らないよね。僕はホテルにいて、ユヴェントスからミランへの移籍が破談にならないため、外へ出ることができなかった。最初の一週間、最初のひと月、みんなは僕を学んでくれて、僕らは見つめ合った」