2012年5月26日(土) - スタッド・デュ・レイ(ニース)
France
3
2-1
1-0
1
Mexico
ジェルマン
ドゥ・プレヴィーユ
ランドル
9'
13'
60'
得点者
35'


ファビアン



開催国であるフランスがメキシコを破り、2連勝を飾った。相手のミスを利用しての大量得点で優勝候補の実力を見せつけた。

2日前にはボールを保持する戦い方をしていたが、今回は繋ぐのが上手いメキシコが相手ということで、ラインをあまり上げずに守備のブロックを厚く形成し、カウンターを狙った。

試合開始から9分で先制に成功。ドゥ・プレヴィーユがエルナンデスへのプレスでボールを奪って繋ぎ、ジェルマンが強烈なミドルシュートを叩き込んでリード。

さらにその4分後、またもエルナンデスのパスをフォファナがインターセプトしてカウンター。ジェルマンが裏にスルーパスを送り、レジェスを振り切って飛び出したドゥ・プレヴィーユがゴールに決めて追加点。早い時間でリードを広げた。

その後メキシコの反撃に遭い、特にランドルのプレーが雑なところなど守備の脆さを垣間見せたが、失点は35分にシディベがルーズボールの奪い合いで小柄なファビアンに吹き飛ばされた場面の1つのみに留めた。

そして60分にローズのフリーキックからリボリオ・サンチェスがファンブルしたところを見逃さず、ドゥ・プレヴィーユが触ってランドルがゴールに押し込み3点目。試合を決めた。

メキシコにとっては非常に勿体ない試合だった。プレスで狙われていたボランチの位置で2度のミスから2度失点する立ち上がり。その後は中央でシンプルにプレーする事で克服し落ち着き、前半のうちに1点は返した。

後半にはヒメネス、コルテスと攻撃的な選手を投入して徐々に攻勢を強めるも、その途端にキーパーのミスから守備が崩壊した。3失点の全てが単純なミスからという、悔やんでも悔やみきれない内容である。

(筆:Qoly編集部 K)

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