パク・チュヨンに中東からオファーか

6月1日、スポーツソウルは「サウジアラビアのメディアによれば、UAE1部リーグのアル・アインがパク・チュヨンの獲得を検討しているようだ」と報じた。

パク・チュヨンは1985年生まれの韓国代表ストライカー。現在はイングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属しているが、アーセン・ヴェンゲル監督の信頼を得られず出場機会が与えられていないため、今夏の移籍が確実視されている。

昨季のUAE1部リーグを圧倒的な強さで制したアル・アインの指揮官はルーマニア人のコズミン・オラロイウ。氏は1997年から2000年まで水原三星ブルーウイングスでプレーし、その後ジェフ市原へと移籍した経験を持ち、韓国との関係は深い。

もし獲得が実現すれば、元サウジアラビア代表FWヤセル・アル・カフタニやガーナ代表FWアサモア・ギャン(サンダーランドからのレンタル中だが、完全移籍に向けて交渉中とのこと)と強力な攻撃陣を形成するだろう。

しかし、パク・チュヨンは昨年8月にモナコから長期在留資格を得て、兵役義務を10年間延長したばかり。法の穴を突くような手段に対しては多くの批判が集まり、今月のワールドカップ予選に臨む代表チームからは外されている。

そこでさらにわずか1年で欧州から離れるとなれば、ただでさえ論争を巻き起こしている現状に対して火に油を注ぐ結果になりかねない。

(筆:Qoly編集部)

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