「ドログバ財団と連携できれば、我々にとっても喜びとなる」

6月1日、UAE1部リーグのアル・ワスルは、チェルシーに所属しているコートジボワール代表FWディディエ・ドログバの獲得に乗り出していることを発表した。

ドログバはかねてより中国超級リーグの上海申花への加入が噂されているが、先日はレアル・マドリーが興味を持っていることも明らかとなり、今夏の去就が注目されている。

アル・ワスルの関係者は、ザ・ナショナル紙のインタビューに対してこう話したという。

「上海申花が提示している週給30万ポンド(約3600万円)以上に支払う用意がある。

また、我々はそれ以上にドログバが主催している慈善団体に協力する準備が出来ている。彼は社会奉仕活動に強く興味を持っている選手であるから、決断にはそれも関連してくるだろうと考えている。

アラブ首長国連邦、ならびにドバイは、アフリカを初めとした世界中の慈善活動の最前線になっている。ドログバ財団と連携できれば、我々にとっても喜びとなる」

アル・ワスルの監督を務めているディエゴ・マラドーナ氏もこのようなコメントを残している。

「ドログバのような選手を欲しがらない人が、世界のどこにいるのかね? 誰しも優秀な選手を保持することを喜ぶものだ。

とはいえ、まだアル・ワスルに来ることを前提に話すことは出来んからな。まあ、事の成り行きを見守ろうじゃないか」

(筆:Qoly編集部 K)

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