EURO2012の開幕が迫る中、本企画ではQoly編集部推薦のタレントたちを紹介。誰もが知るスタープレーヤーから知る人ぞ知る逸材まで取り上げるので、是非大会観戦の予備知識としてもご利用ください。
“ダニッシュ・ダイナマイトの導火線”を担う俊英
名前 | クリスティアン・エリクセン Christian Eriksen |
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国籍 | デンマーク |
出身地 | ミッデルファルト (デンマーク) |
生年月日 | 1992/2/14 |
身長/体重 | 177cm/71kg |
所属チーム | アヤックス |
主なポジション | OH/RH/LH/RWG/LWG/CH/ST |
ドリブル、得点力、フリーキックとマルチに高い能力を備える、デンマークの若獅子。
ミッデルファルトG&BK、オーデンセの下部組織育ちで2008年にアヤックスの同部門へ移籍。その後、チェルシーやバルセロナが獲得するとの噂も流れたが、2010年1月1日にアヤックスのトップチームと2年半の契約を締結。契約直後は「当面はアヤックスのBチーム(ヤングアヤックス)で活動するだろう」と目されていたが、ウインターブレイク中のキャンプで成熟したプレーを披露してマルティン・ヨル監督を驚かせると、アフリカ・ネイションズカップでメンバーが手薄になったこともあり、トップチーム帯同が決定。1月17日、第18節順延分のNACブレダ戦では先発に抜擢され、プロデビューを果たすと、瞬く間にレギュラーポジションを獲得。オランダ最高峰のクラブで絶対的な地位を築いた。
代表では、ユース年代から注目され、2009年には同国サッカー協会の年間最優秀若手選手に選出。U-17からU-18代表では常連として、多くの試合に招集されるが、U-19時代の2010年2月にはA代表へ飛び級昇格。3月には代表史上最年少デビューを果たし、その後、U-21代表も飛び越えて、W杯の代表メンバー23名にも参加。EURO2012予選からはデンマーク代表不動の司令塔として攻撃陣を牽引中。
なお、デビュー当時から“M・ラウドルップの再来”と注目され、2011年5月に英国のサッカーサイト「caughtoffside」が選ぶ「若手No.1ティーンエイジャー」に選ばれている。
(筆:Qoly編集部 T)