同じような移籍金であれば28歳ではなく22歳のストライカーに?
セリエA王者のユヴェントスは、補強を目指すFWのターゲットをロビン・ファン・ペルシーからステヴァン・ヨヴェティッチに切り替えたと報じられている。ユヴェントスがアーセナルのエースストライカーに興味を持っている事は周知の事実だが、2500万ユーロまで上昇したとされる移籍金を嫌い、フィオレンティーナのエースにターゲットを切り替えたようだ。
『BBC Sport』によればユヴェントスはファン・ペルシーにリヴァプールのルイス・スアレスとコンビを組む事になると約束しているようだが、イタリアのメディアはユヴェントスはもうほかのターゲットに切り替えたと報じている。理由としては2500万ユーロは28歳のFWに支払うものとしては高額であるという事と、オランダ代表FWの契約が残り1年ということのようだ。
ヨヴェティッチは22歳の上、ファン・ペルシー同様の移籍金で獲得することが可能であり、そして既にセリエAでの経験がある。フィオレンティーナは依然として売却するつもりはないが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は今季キャプテンに指名したモンテネグロ代表が移籍を検討していることを以前示唆している。
ヨヴェティッチは昨季フィオレンティーナの副キャプテンを務めた。アレッサンドロ・ガンベリーニがナポリへ移籍した事で引き継ぐ事を期待されているが、ヴィオラのキャプテンの座を引き継がないのであれば、マヌエル・パスクワルが引き継ぐことになるようだ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば元イタリア代表のファビオ・クアリャレッラもヨヴェティッチ獲得の取引の一部に含まれる可能性があるという。また、インテルのアンドレア・ポーリをユヴェントスがフィオレンティーナの共同保有で買い取るという話も浮上しており、こちらもヨヴェティッチ獲得のオプションとなるかもしれない。
(筆:Qoly編集部 L)