ポルト、チェルシーではなくゼニトと合意?

8月24日、ライフスポーツ・ドットコムは「ゼニト・サンクトペテルブルクとFCポルトの間で行われていたブラジル代表FWフッキの移籍交渉が合意に達した」と報じた。

移籍金の額は5000万ユーロであると報じられている。これは昨季アトレティコ・マドリーに移籍したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ・ガルシアの4000万ユーロを上回り、ポルトガルリーグ史上最高額である。

FCポルトはフッキの放出に1億ユーロを要求していたため、今回のゼニトのオファーはその半額にあたる。しかしそれでも異例の高額オファーとあって、クラブ側としては放出を決めたと言うことであろうか。

ただしこれはロシア側の報道であり、さらに選手本人の合意が得られている状況ではないと推測されるため、移籍が決定したという段階には至っていないものと見られる。

ゼニト・サンクトペテルブルクはまたマンチェスター・ユナイテッドに所属しているポルトガル代表FWナニの獲得交渉も進めていると報じられており、こちらには4000万ユーロの移籍金と年俸500万ユーロを提示しているという。ただしナニが要求しているのは年俸900~1000万ユーロであり、まだ差額は大きい状態にある。

(筆:Qoly編集部 K)

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