ガーナ代表ストライカー、移籍先は?

8月27日、ガルフニュース紙は「ガーナ代表FWエマニュエル・クロッティは、ローマかアル・ワスルに移籍することが決定的である」と報じた。

エマニュエル・クロッティは1987年生まれの24才。かつて若くして欧州に渡ったがオーストリア、デンマークで活躍できず、国内に戻って復活を遂げたストライカー。今季CAFチャンピオンズリーグでは12ゴールをあげ、得点ランキングを独走。今アフリカで最も注目を集めているFWである。

獲得に向かっているのはUAEのアル・ワスルと、イタリア・セリエAのローマだと言われている。

前者は既に「ブルーノ・メツ監督の依頼により交渉を進めた。まもなく正式な契約を結んだと発表できるだろう」と獲得に自信を見せている。しかし、後者も既に380万ユーロという移籍金を提示したと報じられている。

記事によれば、クロッティが所属するベレクム・チェルシーの監督を務めるハンス・ファン・デル・プリュイム氏が、彼の退団についてはもう諦めているとガーナの記者に対して話したとのこと。

「クロッティはチャンピオンズリーグの後、出て行くことになるだろう。しかしガーナ・プレミアリーグのタイトルを取るため、穴を埋める代わりの選手を探している最中だ。

オーナーは投資を回収するために1、2人の選手を販売したいと思っている。これはガーナのサッカー界では自然なことだ。クラブを維持し、他の部門に投資する資金を得るため。それが目的の大半なんだ」

(筆:Qoly編集部 K)

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