EURO2012メンバーにセリエBから食い込んだ将来を嘱望されたDF
トリノのDF、アンジェロ・オグボンナは将来的なプレミアリーグ移籍を検討しているようだ。
オグボンナは24歳のセンターバックでセリエB在籍ながらもEURO2012のイタリア代表に選ばれており、ビッグクラブへのステップアップが期待されている選手だ。オグボンナ本人は『Tuttosport』に対して以下の様に移籍候補としてプレミアリーグを歓迎する意向を示している。
「夏にたくさんのオファーをもらって嬉しかったよ。でもここに残ることを決めたし、その決断に満足しているよ」
「他の誰よりも(コーチのジャンピエロ・)ヴェントゥーラに影響を受けたよ」
「ここにいてハッピーだよ。トリノとは長期の契約がある。自分のベストを今シーズン発揮したい。その後どうなるか見てみよう」
「国外へは喜んで行きたいね。他の国の文化を学びたいんだ。イングランドのサッカーは魅力的だし、トリノのスタイルと似ていると思う。それに英語も喋れるしね」
オグボンナはトリノの下部組織で育成されたナイジェリア系イタリア人の為、英語を話す事ができる。強靭なフィジカルや走力などの身体能力を武器としており、デビュー当時サイドハーフでプレーしていた事からボールスキルも長けている。センターバックを主戦場とするようになった現在もその特徴はストロングポイントとなっており、オグボンナは攻撃の起点ともなれる貴重なDFだ。
代表レベルでは、まずアッズリーニで経験を積み、2011年6月に行われた親善試合アイルランド戦でプランデッリのアッズーリに初招集を受ける。その後もコンスタントに招集され、2011年11月のポーランド戦で代表デビュー。さらにEURO2012へ向けたキャンプでは、ボッケッティやラノッキアとの争いに勝利し、セリエB所属選手ながら本大会の登録メンバーに食い込んだ。
(筆:Qoly編集部 L)