PSGの野心的なプロジェクトが若手の心を動かした
サンパウロのルーカス・モウラがマンチェスター・ユナイテッドの誘いを断ってPSGを選んだのはお金のためではないと語っている。
ルーカスは夏のマーケットでマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まりかけたが、決定直前にPSGからの誘いを受けて1月に加入する事が決まっている。
「お金の事は考えてないよ。でも僕は次の移籍先が正しいかだけに関心がある。PSGの野望や他のブラジル人の存在がサインを決定づけたよ」
「僕は遠くからPSGを見ている。今はサンパウロでの最後のシーズンに集中しているだけだよ」
ズラタン・イブラヒモヴィッチやチアゴ・シウヴァらの獲得で一躍欧州サッカー・シーンの主役に踊りでたPSG。一昔前ならばマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まりかけて破談することなど想像もできなかったが、相次ぐ大物選手の加入でPSGの本気が選手たちの心を動かしやすくなっていると捉えて良いだろう。また、パリという街も選手たちには魅力的なのかもしれない。ルーカスの代理人が「マンチェスターより魅力的なパリに住める事も決断に影響した」と語った様に、若い選手たちには住環境も重要な側面となりつつあるようだ。
(筆:Qoly編集部 L)