2012年11月11日(日) - エミレーツ・スタジアム(ラス・アル・ハイマー)
Iran
1
1-1
0-3
4
Korea Republic
バフシュ



29'



得点者
2'
49'
81'
90+5'
ムン・チャンジン
イ・グァンフン
キム・スンジン
クォン・チャンフン

韓国がイランを大量得点で下し、準決勝に駒を進めた。得意のロングボール戦術が非常に効果を発揮し、4点のうち2つがキーパーのリスタートからであった。

試合開始からわずか2分で先制点を奪取する。右サイドからのクロスをキム・ヒョンが受けて落とし、ムン・チャンジンが持ち出してコースをこじ開け、シュートを決めた。

一旦は追いつかれ、イランの立ち直りから押される展開にもなったが、隙を狙ってのロングフィードをキム・ヒョンに当てる黄金パターンがチャンスに繋がる。後半に入ってすぐ、キーパーからのキックをキム・ヒョンが競ってバウンドさせたことが切っ掛けとなってイ・グァンフンが裏に抜け出し、ゴールを決めて再びリードを奪う。

前掛かりになるイランに対し、さらに容赦なくカウンターを狙う韓国。81分にはコーナーキックからのカウンターで右サイドをムン・チャンジンが飛び出して折り返し、途中出場のキム・スンジンが3点目をゲット。試合終了間際には再びイ・チャングンのゴールキック一発でキム・スンジョンが飛び出して繋ぎ、クォン・チャンフンがトドメの4点目を決めた。

大敗したイランは試合の入り方に失敗。高い位置からプレスをかけるでもなく、引いて待ち構えるでもなく、中途半端な意識で立ち上がった。その結果速攻で押し込まれ、わずか2分で失点した。

その後すぐ立ち直り、前線から精力的にプレッシャーをかけることによってフィードを蹴らせず、さらに蹴られてもキム・ヒョンが高い位置で受けられないように押し込むことを徹底。29分には敵陣で2度ボールを奪っての再攻撃で同点に追いついた。

しかし、疲弊に加えて前掛かりにならざるを得なくなった終盤に、再びロングボールに苦しめられることになった。もし最初からプレスをかけて成功し、1失点目がなく先制点を取れていたら、疲弊しても引いて後ろに人数をかけられただろう。とにかく最初にビハインドを背負ったことが高くついた。


(筆:Qoly編集部 K)

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