Australia
|
3
|
1-0
2-0 |
0
|
Jordan
|
---|
ガメイロ(PK) ガメイロ ガメイロ |
10' 55' 83' |
得点者
|
---|
オーストラリアがガメイロのハットトリックで3得点を奪取。ヨルダンを相手に完封勝利を飾った。
ただ試合の内容としてはここまでの差が付くほどではなかった。早い時間帯での得点、さらにヨルダンが攻めることが出来ていた故の隙、そしてガメイロのスコアラーとしての才能が複合して生み出されたものだ。
試合開始から8分、オーストラリアはPKを奪取する。最終ラインとボランチの間でボールを持ったタッガートが勢いよくドリブル突破を敢行し、ペナルティエリア右に侵攻。アル・クダフのタックルを受けてファウルを奪い、ガメイロが先制点を決めた。
さらに後半に入って10分、カウンターから2点目を奪取。オマール・ハリルのミドルシュートを防いだイッツォが素早くリスタートしサイドに展開。右から入ってきたアーリークロスを、ファーに流れてフリーになっていたガメイロが受けてシュート。リードを広げた。
そして83分に3点目。これもカウンターからだった。途中出場のアミニがパスを受けて前を向き、スルーパスを送ると、ガメイロが飛び出してシュート。今大会2人目のハットトリックを達成した。
上述のように、ヨルダンにとってはおそらく腑に落ちない試合であっただろう。というのはそれなりに攻撃は出来ていたはずだからだ。
オーストラリアは比較的パスを繋いできたが、押し込まれてセカンドボールを支配されるほどのものではなく、ミスも目立ち、インターセプトを狙えばどこかで奪うことが出来た。そして特にアル・バシュタウィのカットインはブリラントを圧倒し、何度もシュートに持ち込んでいた。
しかしなかなかゴールに結びつかず、前掛かりになるにつれてカウンターを受けるようになり、後半にそれが裏目に出て2失点。「決定力の欠如という言葉は、こういう試合に使うものだ」という内容であった。
(筆:Qoly編集部 K)