イングランド行き、ブラジル復帰もなし?
ミランのブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの代理人によると、パトが移籍する可能性はかなり薄くなってきたようだ。
23歳のブラジル代表は負傷から復帰後、今季まだ7試合しか出場しておらず、母国ブラジルへのレンタル移籍の可能性が報じられてきた。また、マンチェスター・シティのイタリア代表FWマリオ・バロテッリとの交換の可能性も噂されてきたが、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長が即座に却下している。そして、代理人のジウマール・ヴェロズはパトがサン・シーロでハッピーだとし、どこにも移籍する可能性がないと『O Tempo』に発言している。
「パトはヨーロッパでうまくやっている。ブラジルへ戻る必要なんてない」
「彼の契約は18ヶ月残っており、彼の様な高価な選手がローン移籍するなんて考えられないね」
「そういう話(=バロテッリとの交換)の存在については何も話すことができない。私のところには何も連絡がないから。何か明確な話があるならば我々は話すが、今はなにもないんだ。彼はミランでハッピーだよ」
代理人の言葉を額面通り受け取るならば残留の方向で動いている事は間違いないだろう。しかし、駆け引きを行なっている可能性は充分にある。欧州の移籍市場において「話がない」と代理人が公言するのは「オファーを待っている」という意味を内包する場合があるからだ。パトの去就は近日中に決まると言われてきた。ミランも売却の意思を見せていないが、ズラタン・イブラヒモヴィッチやチアゴ・シウヴァのケースを思い出せば、「高値であれば応じる可能性がある」と見ても邪推ではないだろう。
(筆:Qoly編集部 L)
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