週末の試合で起こった無念のオウンゴールを2つご紹介。
まずはエールディヴィジ第15節、フローニンゲン対ヘラクレス戦から。スコアレスで迎えた後半14分、ホームのフローニンゲンが右サイドから攻撃を展開すると・・・
ヘラクレスMF、マルコ・ヴェジノヴィッチのクリアは豪快に味方ネットを揺らしてしまい、これでフローニンゲンが先制。ヘラクレスはその後さらに追加点を許し2-0で敗れたのだが、ヴェジノヴィッチは試合終盤に審判を侮辱したとして退場になるなどツキのない試合だった。
その退場劇についてボス監督は「審判の誤解」とヴェジノヴィッチを擁護していて、オウンゴールについて味方GKレムコ・パスフェールは「あのゴールが故意ではないのは明らかだ。でも、彼のとってひどい瞬間になったし、僕らみんなにとってもとてもひどい午後になった」と述べた。
続いては、ウルグアイ1部前期リーグ第14節、ナシオナル・モンテビデオ対プログレソ戦でのワンシーン。前半アディショナルタイム、ホームのナシオナルが左サイドから攻め込むと・・・
懸命のカバーを見せたプログレソの若手MFマティアス・アペルトのクリアは不運にも味方ゴールへ・・・。このプレーの直前に退場者を出し数的不利を負っていたプログレソは後半にもオウンゴールで追加点を許し、計6点を奪われての大敗を喫することになった。
これでリーグ3連敗となったプログレソのレオ・ラモス監督は試合後、「7,8回もゴールチャンスを作りながらボールはポストに嫌われ、4,5回は頭を抱えるひどいミスがあったのは厳しい。厳しいが私は落ち着いている」と述べた。
なお、この試合で左足を負傷し前半早々に途中交代となったナシオナルの元ウルグアイ代表アルバロ・レコバは全治まで3週間ほど要す見込みで年内の復帰は厳しいとも伝えられている。
(筆:Qoly編集部 I)