OBから手厳しい意見
アーセナルの今季のリーグ戦は、ここまで15試合を戦って5勝6分4敗の10位。CLではグループリーグ突破を決めたものの、「17年目のマンネリズム」や「采配能力の欠如」など、チームを預かる指揮官アルセーヌ・ヴェンゲルとの別れを求める声は、サポーター、専門家の中から噴出しているのは事実だ。
特に有識者の中でその先鋒をいくのが、1980年代前半にアーセナルのミッドフィルダーとして活躍したスチュワート・ロブソン。彼はこれまでにも「セオ・ウォルコットは一流とは思えない。彼が退団しても心配はない」と語るなど、辛口批評家として知られているが、『talkSPORT』の中で「ヴェンゲル解任論」を再び唱えた。
「私は4年前にもヴェンゲルの解任を求めたが、あの時は少数派として扱われたことを覚えている」
「アーセナルというフットボールクラブに必要なのは、新しい監督だ。今すぐに交代をするべきだ」
「私は4、5年前にヴェンゲルがクラブに残した問題の数々を書いたことがあるが、現在もその考えは変わっていない」
「彼は戦術的な理解力に乏しく、自分の考えを変えようともしない。ピッチ上で彼が見せる素振りだけではチームを助けることは不可能だ。また、その拗ねたような態度はプレーヤーたちにも移ってしまったようにも感じるね。ベンチからは大した情報が届かないプレーヤーたちは、どこかプレッシャーにさらせているように見受けられる」
「ファンの50%は、ヴェンゲルに対して『よくやっている』と評価を下すだろう。そして、これからも信じ続けなければらないと思うのかもしれない。しかし、私は全くそう思わない」
(筆:Qoly編集部 T)