ローン移籍での獲得を狙う
PSGのアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレの移籍先にミランが浮上した。ミランはローンでの移籍を希望しているようだ。しかし『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によればミランは選手売却が優先とのこと。
シルヴィオ・ベルルスコーニ会長は一昨日マリオ・バロテッリの獲得の可能性を否定したが、イタリアのメディアはロッソネリがパリからパストーレをイタリアに連れ戻そうとしていると報じている。パストーレはPSG加入前の所属先であるパレルモでブレイクしており、当時もミランが「新しいカカ」として興味を持っていた。それ以前に遡れば、ウラカン時代にアリエド・ブライダが追いかけていたとも言われている。
パストーレは昨季はチームの中核としてプレーしていたが、今季は指揮官のカルロ・アンチェロッティを満足させる出来ではなく、23歳のプレーメーカーは度々イタリア復帰が囁かれていた。イタリア復帰の中で有力されていたのはヴェスリー・スナイデルの契約延長問題を抱えるインテルであったが、ミランが急浮上した格好である。
ガゼッタによればミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOはパストーレの代理人であるマルセロ・シモニアンと3日前に会合を持っており、シモニアンはPSGに対してローン移籍を打診する許可を与えたという。同紙によればガッリアーニは既にPSGとコンタクトを取ったとのこと。インテルについてはスナイデルが残留を希望していることがネックとなっており、その間にミランが間隙を縫った格好だ。
しかしながら、ガゼッタはミランはまず選手の人数削減が先であり、バカイェ・トラオレ、ジャメル・メスバー、ロドニー・シュトラッサー、ディダク・ビラ、そしてロビーニョがチームを離れるのではないかと報じている。
(筆:Qoly編集部 L)