「難しい決断が求められていると思う」
12月12日、サン氏は「モロッコ代表MFアデル・ターラブは、ハリー・レドナップ監督からアフリカネイションズカップ辞退を求められた」と報じた。
エア・アジアのCEOを務めているトニー・フェルナンデス会長の主導の下、今季大型補強を行ったQPR。しかし開幕から信じらないほどの絶不調に陥り、先月マーク・ヒューズ前監督を解任した。
今月ハリー・レドナップ監督を招聘して再スタートを切ったが、それから3試合を戦って3引き分けと浮上の兆しが見えず。プレミアリーグでは16試合を戦って未だに勝利をあげることが出来ておらず、最下位に沈んでいる。
泥沼のチーム状況の中、1月にはモロッコ代表選手としてアフリカネイションズカップに帯同しなければならないアデル・ターラブは、取材に対してこう話した。
「難しい決断が求められていると思う。ハリー・レドナップ新監督は、僕に『QPRに残ることが出来ないか』と尋ねて来た。とても難しい。
僕は祖国を愛している。しかし、もし僕が『出ない』と言えば、モロッコの皆が『ターラブはプレーしたくないんだろう』と思われてしまう…。だから、ネイションズカップには行くつもりでいる。
僕は毎年モロッコを訪れている。上手くやらなければ、その時にファンから激しい批判を受けることは免れないだろう。そんな事態にはなって欲しくないんだ」
(筆:Qoly編集部 K)
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