東欧で根強い八百長疑惑、ついに捜査のメスが
12月13日、ロイター通信は「ブルガリアで八百長疑惑のために11名の選手が逮捕された」と報じた。記事によれば、逮捕されたのはチェルノモレツ・ブルガスに所属する6名、そしてFKネフトチミク・ブルガスに所属する5名であるとのこと。
ブルガリア内務省の広報担当者は、この事件に関して以下のコメントを発表しているが、これ以上の情報は開示しなかった。
「11名の選手が八百長疑惑のために逮捕されたことを確認している。それらの全てはブルガリア人である。二ヶ月前に始まった違法賭博の捜査によって事件が浮上した」
なお、ブルガリアの現地メディアにおいては、チェルノモレツ・ブルガスDFルメン・トリフォノフ、FWプレスラフ・ヨルダノフの2名が当局に連行されていることを確認していると報じている。
チェルノモレツ・ブルガスの会長を務めているミトコ・サベフ氏はこのようなコメントを発表し、選手たちの無実を信じると話した。
「監督のディミタール・ディミトロフは、数人の選手が逮捕されたと私に話した。私たちは彼らがチェルノモレツ・ブルガスの試合を操作したことなどないと信じている」
また、FKネフトチミクの監督を務めているディムチョ・ネノフ氏は「まだ誰が逮捕されたのかは知らない。木曜の練習には全員が参加していた」と話しているという。
チェルノモレツ・ブルガスは1部リーグに所属し、15試合を戦って8勝3分4敗の6位。FKネフトチミクは2部に所属しており、13試合で8勝4分1敗と好成績を残し、首位に立っている。
(筆:Qoly編集部 K)
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