「彼は豪州に来ることはないだろう」
12月15日、パース・グローリーのオーナー、トニー・セイジ氏は、「オーストラリアにベッカムは来ない」とオーストラリアサッカー協会の公式サイトに話した。
先日ロサンゼルス・ギャラクシーを退団することが決定した元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム。オーストラリアサッカー協会は彼にAリーグでプレーして欲しいとオファーを送付したことを明らかにしていた。10試合のゲストという形でおよそ200万ドルという条件に、パース・グローリーをはじめとした数クラブが関心を寄せたという。
そして、先日ロンドンで開かれたスパイス・ガールズの曲をフィーチャーしたミュージカル「ビバ・フォーエバー」のオープニングイベントに出席したトニー・セイジ氏は、ベッカム本人と会うことができ、移籍の意思を確認したという。
「私はデイヴィッドと話す機会を得た。そして、もちろん『オーストラリアに来る気があるか』と彼に尋ねたよ。彼は私の目を見て率直に言った。『悪くない。でも、仕事の場所としては少し遠すぎる』と。
パース・グローリーで彼を待つことが出来れば、それは素晴らしいことだっただろうが、どうも実現の可能性はないように見えたね。彼は豪州に来ることはないだろう。それだけだ」
(筆:Qoly編集部 K)
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