PSG、マルセイユ、リヨンが同勝ち点で並ぶ

12月16日、フランス・リーグアン第18節の3試合が行われた。

注目は首位攻防戦であるパリ・サンジェルマンとリヨンの直接対決。ホームのパルク・デ・プランスで戦ったパリ・サンジェルマンが1-0で大きな勝利を収めた。

この結果により順位は入れ替わり。15節でニースに敗れた事で4位まで転落していたパリ・サンジェルマンであるが、その後3連勝を達成し、首位を奪還。勝ち点ではリヨン、マルセイユと並んでいるが、得失点差で大きく上回った。

リヨンの守護神レミ・ヴェルクトルの好セーブに阻まれる場面が頻発したパリ・サンジェルマンであるが、前半ロスタイムにカウンターから先制。イブラヒモヴィッチのクロスボールからマテュイディがヘディングを決め、このリードを守り切った。

序盤は好調で無敗を続けたものの、最近は13節のマルセイユ戦以来勝利がなく、4試合で3分1敗と勝ち点を伸ばせていないボルドー。最下位ナンシーとのアウェイゲームも苦しい展開となった。

互いに3-5-2のフォーメーション、選手の動きも似たシステムを使用した正面衝突の内容。プラシルをベンチに温存したボルドーはミスが多く、ナンシーにチャンスを与える。そして32分にトレムリナスのミスから失点、ロスタイムにはリーグアン初スタメンのアンドレ・ビヨゴ・ポコが2枚目の警告で退場してしまう。

絶体絶命の状況の中、後半の采配が起死回生のチャンスを生む。ハーフタイムにプラシルを、そして76分にベリオン、ベン・カルファラーを同時投入する。その直後、マリアーノからのフィードでベン・カルファラーがサイドを破ってクロス、ニアでベリオンがスルーで決定機を作り、後ろに走り込んだセヴェがシュート。何とか同点に追いついて試合を終わらせた。

ボルドーと同じく、一時は好調を見せながらも14節以来3試合は勝利がないサンテティエンヌ。ロリアンとのホームゲームで0-2と完敗し、8位までランクを落とした。

逆にここ3試合で3連勝と乗りに乗っているロリアンは、さらに勝ち星を重ね、4位に浮上。20分にアリアディエールがカットインからシュートを決めて先制すると、39分にもバキャのクロスからアラン・トラオレがヘディングを決めてリードを広げる。後半は攻撃の中心であるアラン・トラオレが足を負傷したため耐える展開となったが、最後までゴールを守り切った。

ロリアンは一時期4試合で16失点を喫するなど酷い状況にあったが、ここ4試合は連続でクリーンシートを達成。浮き沈みの激しいシーズンとなっている。

(筆:Qoly編集部 K)

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