吉田麻也にライバル登場か?セインツ、イタリア代表DFを狙う

日本代表DF吉田麻也、FW李忠成の所属するプレミアリーグのサウサンプトンが、イタリア代表DFの獲得を狙っていると報じられている。

初参戦のプレミアリーグで奮闘中の吉田麻也だが、クラブは現在18位の降格圏内からの脱出を図るために守備陣をテコ入れするようだ。ターゲットはカリアリ所属のイタリア代表DFのダヴィデ・アストーリ。もちろん吉田麻也の「相棒」になる可能性も充分だが25歳のアストーリは身長188センチと吉田とほぼ変わらない身長であり、監督のチョイス次第ではライバルとなる可能性は否定できない。移籍金としては1000万ユーロが提示される見込みであり、ナポリやユヴェントスも獲得を狙っているという。

アストーリはミランのプリマヴェーラ出身のセンターバック。プリマヴェーラ卒業後はピッツィゲットーネやクレモネーゼなど下部リーグのクラブで経験を積み、2008-09シーズンからカリアリへ加入。このシーズンは、ディエゴ・ロペスやパオロ・ビアンコといったレギュラー選手が君臨しており出場機会にはまだ恵まれなかったが、加入2年目の2009-10シーズンに入るとレギュラーポジションを獲得し33試合に出場。さらには2010年8月6日の対コートジボワール戦へ向けたアッズーリにも招集され、評価はうなぎ登りとなった。この頃には古巣ミランがDFラインの若返りを図るため、アストーリを呼び戻す意思があると盛んに報じられた。その後もカリアリで安定したパフォーマンスを示し、EURO2012は最終メンバー候補に残り、バックアップメンバーとしてチームに帯同。今年の夏もチアゴ・シウヴァを失ったミランが獲得するのではないかと噂されていた。

(筆:Qoly編集部 L)

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