2013年1月8日(火) - バーレーン・ナショナル・スタジアム(リファ)
Qatar
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2
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0-0
2-1 |
1
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Oman
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ハルファン・イブラヒム(PK) ムハンマド・アル・サイード |
56' 88' |
得点者
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71' |
アル・ハドリ(PK) |
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初戦UAEに敗れ、後がなかったカタールがオマーンを下した。しかし内容はと言えば、オマーンが一方的に攻めた試合であった。
4-2-3-1を選択したオマーンは高い守備意識を見せ、精力的なチェイス、プレスバックでカタールのビルドアップを許さず、頻繁に高い位置でボールを奪ってチャンスを作り出した。しかし、点が一向に入らない。両サイドから幾度となく入ってくるクロスは味方に合わず、枠内シュートはことごとくブルハンに弾かれていた。
そんな展開の中、完全に押されていたカタールがわずかなチャンスで先制点を奪取する。左サイドに流れたセバスチャンが収め、中央にパス。ハルファンが触ったボールがアル・ムサラミの手に当たり、ハンドでPKを獲得。これによってまさかのリードを奪う。
71分にはアル・ハドリのスルーパスからダルウィシュの飛び出しを許し、PKを与えて追いつかれるも、88分に勝ち越し。右サイドからのアル・ハイドスのセットプレーを、ファーポストにフリーで飛び込んだムハンマド・アル・サイードが合わせてゴールに押し込んだ。
カタールは内容ではほぼオマーンに完敗。深い位置を取る最終ラインのビルドアップはプレスに封じられ、逆に守りは寄せが甘く圧力が掛からず、完全に押し込まれた。もしブルハンの好セーブと幸運がなければ、まず100%負けていただろう。
しかし、結果的にはたった数度のチャンスを生かして勝利を奪うことに成功。負ければ大会を去らなければならなかっただけに、カタールにとっては九死に一生を得た試合だったといえよう。
(筆:Qoly編集部 K)
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