昨日、サッカー界では「イケル・カシージャスがマンチェスター・ユナイテッドに移り、その代わりにダビド・デ・ヘアがレアル・マドリーに加入する」という話題が盛り上がりを見せていたが、数日前には、「バルセロナの守護神ビクトル・バルデスがクラブとの契約延長を渋っている」との話も報じられるなど、ここのところスペイン代表GK陣の周辺が騒がしい。

そんな中、「移籍に向かって動きつつある」と噂されるのが、こちらもスペイン代表に名を連ねる実力者ペペ・レイナである。2005年からリヴァプールのゴールマウスを守る男は、ミランやアーセナルなど、これまでに多くの移籍先候補が囁かれてきた経緯があるが、今回取り上げられているのはバルセロナへの復帰説だ。つまり、上記で触れたように、ビクトル・バルデスの去就が怪しくなってきたこともあり、バルセロナがその後任として彼をリストアップしているのではないかという説である。レイナの父であり、元バルセロナのゴールキーパーでもあるミゲル・レイナもラジオ局『La Xerxa』の番組の中でこの話題を言及した。

「私は、バルセロナへの復帰を果たした息子はさらなる喜びを手に入れるだろうと信じている。あのクラブは、彼が入団した12歳の時から退団するまでの間、立派な男に育ててくれたところだからね」

「私も彼の復帰が叶えば本当に嬉しいよ。これは声を大にして言えることだ。自分の息子がバルセロナでプレーしているのを見て喜ばない父親がどこにいるんだ?」

父はかなり乗り気のようだが、レイナ本人の思いはいかに・・・。

(筆:Qoly編集部 T)

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