移籍希望を間接的に示唆

オスカル、エデン・アザール、デンバ・バら、今季の新戦力が活躍する中、存在感が完全に消えつつあるマルコ・マリン。ドイツ代表歴を持つウィンガーは、今夏にチェルシーと2017年までの契約を結んで加入したが、ここまでは鳴かず飛ばずの状況で、出場機会も数えられるほど。これまでにもレンタル移籍を含めたブンデスリーガ復帰の噂なども起こっているが、そのような雰囲気になってしまうのも至極当然だろう。

そして、この現況を最も心配しているのはマリン自身だ。所属クラブで日の目を浴びることがなくなり、ドイツ代表とも疎遠になりつつある彼は現在の待遇を憂いており、代理人には移籍の可能性も話しているようだ。彼の代理人を務めるファリ・ラマダーニは『Daily Mirror』の中で以下のように答えた。

「私はマリンの話題を隠すつもりはない。彼に興味を持っているクラブはいくつもあり、今季終了までのローン移籍の提案は受けているよ」

「マルコは出場機会を求めている。だが、それと同時に、チェルシーのようなビッグクラブでは出場枠を獲得するために熾烈な争いがあることも理解している」

「ロンドンでの生活には不満はない。ただ、『ドイツ代表としてもコンスタントに出場したい』という思いがある以上、ファーストチームで戦える環境が必要だ」

「近いうちにチェルシーと話し合う。彼のキャリアのためになる選択肢の中で、どれが可能かどうかを確認したい」

(筆:Qoly編集部 T)

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