サミ・トラベルシの後任はナビル・マールルに決定

2月16日、AFP通信は「チュニジアサッカー協会は、新たな代表監督にエスペランス・チュニスを率いていたナビル・マールル氏を招聘した」と報じた。契約期間は2年。

ナビル・マールル氏は1962年生まれの50歳。80~90年代にエスペランス・チュニスやハノーファー96で活躍した元代表選手であり、88年のソウル五輪に出場した。89年にはチュニジアリーグ得点王に輝いた実績がある。

200年に引退後は指導者に転身し、ロジェ・ルメール氏の元でチュニジア代表のアシスタントコーチとして経験を積んだ。2011年に古巣であるエスペランス・チュニスの監督に就任し、CAFチャンピオンズリーグ優勝に導き、日本で行われたクラブワールドカップにも出場。国内リーグも2連覇を果たしていた。

チュニジア代表はワールドカップ2014アフリカ予選ではグループBに入っており、2連勝と好調なスタートを切っている。マールル氏の初陣は来月末に行われるシエラレオネとのホームゲームとなる予定だ。

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