リヴァプールでプレーしているウルグアイ代表FWルイス・スアレス。2010年ワールドカップのガーナ戦では、決定的なピンチを手で防いで論争を巻き起こした。プレミアリーグ移籍後には彼が繰り出すダイブが一時問題となり、パトリス・エヴラに対しての人種差別発言でも出場停止処分を受けた。実力以外のところでも様々な話題を集めてきた選手である。
現在ワールドカップ予選のために南米を訪れ代表チームに合流している彼は、AFP通信のインタビューで「ずる賢さは決して失うことはない」と話した。
「僕自身、ピッチで過ちを犯したことがあることは理解しているよ。試合に影響を与えるような警告を受けることもある。それについては改善し続けなければならないと思っている。
僕はサッカーをプレーするに当たって、特異なスタイルを持っている。それは何かを失う可能性があるものだ。しかし、それを捨てることは決して無い。路上でプレーしていた子供の頃から抱いてきた『情熱』なのだから。
もしそのキャラクターがなかったら、今日僕はこれほどの選手にはなっていなかっただろうしね。
(リヴァプールの現状については?) 困難な状態ではあるね。我々は新しい監督が持っている哲学や方針を理解しなければならない。適合すれば、間違いなく我々はやれる。来年、それが結実することを願っている。
(退団の噂については?)リヴァプールと契約していることに満足している。まあ、サッカーというのは何が起こるか分からないものだけどね。
もし国際的な大会で戦う見通しがあるチームが接近してくるなら,それは喜ばしいことだし、歓迎するよ。その時はクラブに相談する。行きたいにしても、行きたくないにしてもね」