3月22日、朝鮮日報紙は「元韓国代表MFパク・チソンの父親が、『彼は来シーズン終了後に現役引退する意向を固めたようだ』と話した」と報じた。
マンチェスター・ユナイテッドでプレーする初めてのアジア人選手となったパク・チソンは、昨年夏に退団を決断し、QPRへと移籍。しかしクラブは序盤から低迷し、当初任された主将の座も失い、苦しい時期を過ごしている。
記事によれば、彼の父親であるパク・ソンジョン氏はこのように話したという。
「チソンも移籍した時にはチームが降格圏に落ちるということは全く予想していなかった。精神的に揺れたことはないが、ただ『こんなチームもあるのか』と感じたよ。PSV、マンチェスター・ユナイテッドではこんな経験はしていない。これから生きるためには役立つだろう。
試合に出場するタイミングが掴めず、感覚を維持するのが難しいらしい。しかしハリー・レドナップ監督は戦略的にチソンを起用すると話していたので、残念ではなかったそうだ。
日本、オランダは10分以内で市内を回れるほどの田舎だった。マンチェスターもそうだった。しかし、ロンドンではサッカー以外のことも充実しており、大都市の楽しさを満喫している。チソンは若い選手のことを心配していたよ。『派手な街の誘惑があり、スポーツに集中するのは大変だろう』と言っていた。
将来は分からないので、もしかしたら他のチームでプレーしているかもしれない。しかし、チソンは来シーズン終了後に引退するという気持ちを固めているようだ。
(Kリーグ復帰ということは?)チソンが韓国プロサッカーを盛り上げるという心を持っていても、競技力に対してファンが否定的な評価をすることは避けられない。チソンならこれくらいはやれるだろうという観念が強い。代表復帰に関しても同じことだがね」