アーセナルの指揮官、アルセーヌ・ヴェンゲル監督はDFトーマス・ヴェルマーレンが重要な戦力であることを改めて強調し、売却を望んでいないことを明らかにした。ガナーズのキャプテンは最近2試合出場しておらず、移籍の噂が加速しているが、指揮官は全幅の信頼を寄せているようだ。
「トーマスはイングランドで最高のディフェンダーの一人だ。他の二人(ペア・メルテザッカーとローラン・コシェルニ)と同じくね」
「シーズンのはじめに彼らに対して『我々には3人の傑出したセンターバックがいる』と伝えてある」
「決断は試合ごとによるわけであり、パートナーシップも同様だ」
「トーマスは数試合控えだったが、彼は試合で重要な部分を占める選手であることは変わりない。彼を完全なサブとみなしているわけじゃないよ」
優秀なDF3人によるターンオーバーのような起用法であることを示唆したヴェンゲル。1ヶ月ほど前にはメルテザッカーの移籍噂、そして今回のヴェルマーレンと、起用によってすぐに移籍の噂を立てられてしまうのはロンドンの人気クラブの宿命なのだろうか。