ユヴェントスのFW、セバスティアン・ジョヴィンコ、アレッサンドロ・マトリ、ファビオ・クアリャレッラのイタリア代表経験者3名に移籍の可能性が浮上した。
ユヴェントスは今夏の移籍マーケットでバルセロナのアタッカー、アレクシス・サンチェスの獲得に動くと言われているが、サンチェスを獲得する資金を捻出するためにFW陣を整備すると『Il Giorno』が報じている。FWの整備対象はジョヴィンコ、アレッサンドロ・マトリ、そしてファビオ・クアリャレッラだ。この中の2人が放出されると見られている。もちろん1月のマーケットで加入したばかりのニコラ・アネルカの退団もほぼ間違いない。
ジョヴィンコについては多くのユヴェンティーノが期待してきた10番候補だが、セリエAでの実績があるサンチェスが加入することになるとポジションが被るだけに立場が危うくなると見られている。マトリは以前から2番手であることに不満を持っており、古巣ミランなどへの移籍が度々取り沙汰されている。クアリャレッラは戦力外のような状態から一気にチャンスを掴んだが、元々他クラブからの評価は高く、この夏で御役御免になる可能性が高い。
もちろんこれらの噂の背景に既にアスレティック・ビルバオから加入することが決まっているスペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテの存在が影響しているのは言わずもがなだ。ユヴェントスの復権を支えたフォワードたちは新天地を求める夏になりそうだ。