レキップ紙は「フランス・リーグアンのリールは、モンペリエの元フランスU-21代表MFレミ・カベラの獲得を狙っている」と報じた。
レミ・カベラは1990年生まれの23歳。モンペリエの下部組織出身で、モロッコ代表MFのユネス・ベランダとは入団もトップチーム昇格も同期である。体格には恵まれていないものの、高い技術を生かした華麗なドリブルを武器としている攻撃的MF。
ベランダと違ってデビューからすぐにブレイクはしなかったものの、アルル・アヴィニョンへのレンタル移籍を経験して復帰し、11/12シーズンにレギュラーに定着。今季はこれまで27試合に出場し、7ゴールをあげている。
リールはフランス代表FWディミトリ・パイェットが今夏移籍する可能性を考えており、その穴を埋める存在としてレミ・カベラに目をつけているという。なお、カベラのモンペリエとの契約は2016年6月まで残っている。
しかし、モンペリエのルイ・ニコラン会長はカナル・プリュスのインタビューに対してこう答え、カベラの放出を否定した。
「(レミ・)カベラと(ユネス・)ベランダの両方を同時に放出するなんてことは有り得ない。(バンジャマン・)スタンブリとカベラは非常に重要な選手なんだ」