アーセナルのクラブ史を紐解くと、これまで名立たる外国人選手が赤と白のユニフォームを身にまとい、観衆を沸かせ、タイトル獲得に貢献してきたが、その中でも特筆すべきはこの11人だろうか。
アメリカの人気webサイト『bleacher report』の有名コラムニスト、ミハエル・ターナーが独自の知識と分析を元に「アーセナル歴代外国人選抜」を選出していたのでご紹介しよう。
GK:パット・ジェニングス(北アイルランド)
「アーセナル史上最高のGK」としての呼び声も高い、北アイルランドのレジェンド。1977年から1985年までガナーズのゴールマウスを守り、リーグ戦では237試合に出場。「トッテナムからアーセナルへ移り、さらに、トッテナムへ戻る」という、前代未聞の変遷を辿った選手としても知られる。
CB:コロ・トゥレ(コートジボワール)
同クラブで全盛期を過ごしたコートジボワール代表DF。ロンドンに来た当初は未熟な若者であったが、出場機会を得ると瞬く間に頭角を見せ、ソル・キャンベルらと鉄壁の守備ブロックを形成。2003-04シーズンの無敗優勝達成にも大きく貢献した。
CB:フランク・マクリントック(スコットランド)
優れたリーダーシップと魂のこもったタックルで守備陣を統率した闘将。1964年に(当時の)クラブレコードとなる8万ポンドでレスターから加入すると、以降10シーズンに渡ってDFリーダーを担った。だが、クラブでの成功とは裏腹に代表にはあまり縁がなく、スコットランド代表ではわずか9試合にしか出場していない。