RB:パット・ライス(北アイルランド)

地味ながらも攻守に効果的な働きを見せ、アーセナルを約15年間に渡って支えたいぶし銀。この時代には3つのタイトルを手にしているが、1979年のFAカップ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを下し、キャプテンとしてトロフィーを掲げた瞬間がハイライト。引退後はアルセーヌ・ヴェンゲルの名参謀として辣腕を振るった。

LB:ラウレン(カメルーン)

名選手リー・ディクソンの穴を見事に埋めた、元カメルーン代表DF。抜群の持久力とスピードを活かした攻撃参加で、アーセナルの黄金期を彩った。ちなみに、本職は右サイドバックであり、左サイドバックでプレーした経験は皆無だが、同ポジションにおいて特に目ぼしい選手がおらず、筆者はユーティリティー性を買って今回の選出に至った模様。