芸能人サッカーチーム「SWERVES(スワーブス)」をご存知だろうか?
大のサッカー好きとしても知られるスキマスイッチの常田真太郎氏が代表を務め、有名アーティストやお笑い芸人、元Jリーガーなどで構成されるバラエティ豊かな芸能人サッカーチームである。
芸能界にもサッカー好きを公言する人は多く、タレントたちが出演するサッカー番組も日常的で、芸能界に多くのサッカーチームが存在する話を耳にした方も少なくないだろう。
しかし、彼らには明確なビジョンがある。それは、「自分たちの活動で一人でも多くの人がスタジアムに足を運び、サッカーの楽しさに気付いてほしい」という純粋な願いである。ただ漠然とプレーするのではなく、人とは違った大きな武器を持つ自分たちを通じてサッカーの素晴らしさを伝えたいという信念の下、活動している。
そんなSWERVESがこの度、スペシャルマッチに挑むことになった。セレッソ大阪のホーム、キンチョウスタジアムのリニューアルを記念し、セレッソ大阪OBチームとの対戦が決まったのだ。「新キンチョウスタジアム」の杮落としにもなるこの一戦は、J1の第8節セレッソ大阪vs大分トリニータの前座試合として行われた。
セレッソ大阪OBチームは「ミスターセレッソ」こと森島寛晃氏がキャプテンを務め、元サッカー日本代表の柳本啓成らを擁する。一方の芸能人サッカーチーム「SWERVES」には今回、元サッカー日本代表の藤田俊哉氏、日本テレビアナウンサーのラルフ鈴木氏が参戦。また、NEWSの手越祐也氏も参加したことが大きな話題を呼び、メインスタンド前方からは黄色い声援が飛んだ。
両チーム仲良く入場。ピッチレベルには、「Jリーグベストピッチ賞」を表彰しに訪れた、大東和美Jリーグチェアマンの姿も。
記念撮影はこんな感じ。
セレッソ大阪スタジアムDJ西川大介氏とラッパーのGAKU-MC氏。試合中はSWERVESの裏話で会場を盛り上げた。
SWERVESの監督は、監督時代のマラドーナに扮するディエゴ氏(お笑いコンビのストロベビー)。納得のいかない判定にはオーバーアクションで異議を唱え、会場の注目を浴びた。爪を噛む仕草までそっくり!
そして、ピッチ上には86年W杯スタイルのマラドーナ(?)の姿も。不必要なハンドでイエローカードをもらったシーンは、自称“神の手”らしい。お笑いトリオ春夏笑冬のディエゴ加藤マラドーナ氏が扮する。
この試合最大の歓声を浴びたのはもちろんこの人。ジャニーズでも随一と言われるサッカーセンスを披露し、元日本代表柳本啓成とのマッチアップも見物であった。
試合は10分ハーフで行われ、見事スキマスイッチ常田真太郎氏の2ゴールでSWERVESが2-1で勝利!
セレッソOBチームはなかなか動けず、元日本代表MF森島寛晃氏のPKでの1点のみに終わるなど、予想以上の苦戦を強いられていた。
元日本代表MF藤田俊哉氏が「もう終りなの!?」と驚くほどに短い時間ではあったが、スペシャルマッチは大成功。笑いあり歓声ありのこの一戦は、間違いなくキンチョウスタジアムを盛り上げた。
なおQolyでは、後日SWERVES代表のスキマスイッチ常田真太郎さんの独占インタビューをお届けする予定。こちらも乞うご期待ください。
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