移籍志願した事が明らかになったマンチェスター・ユナイテッドのエースFW、ウェイン・ルーニーにアーセナルが興味を持っている事が明らかになった。

イングランド代表のエースは今シーズンのホーム最終戦をベンチ外となりスタンド観戦。サー・アレックス・ファーガソン監督がルーニーをベンチ外とした理由は移籍を希望した事で気持ちを汲んでの事と試合後に『Sky Sports』が報じている。

ルーニーの移籍報道については長らく報じられてきたが、過去にトラブルのあったエヴァートン監督、デイヴィッド・モイーズが来季からユナイテッドを率いる事が決定して以降加熱。バイエルン・ミュンヘン、チェルシーなどへの移籍が報じられてきたが、センセーショナルな移籍先としてアーセナルの名前を挙げているのは『Daily Star』だ。

同紙によれば、アルセーヌ・ヴェンゲル監督は夏の移籍の予算の大半を使ったとしても獲得できるのであれば獲得したいと考えている模様。その場合は27歳のルーニーの移籍金として2500万ポンドを提示するのではないかと報じている。なお、2500万ポンドという金額は昨年ロビン・ファン・ペルシーがアーセナルからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際の金額と同額である。

しかし、アーセナルとしても週給20万ポンドのサラリーは高額であり、ユナイテッドが同じプレミアリーグのクラブには移籍させたくないと考えるのが自然な事から、ユナイテッド側がどう動くのか注目している模様。

なお、『BBC』によればルーニーの移籍希望はユナイテッド側が拒否したとの事だが、ファーガソンが公言したという事は、今後何らかの動きが起こるのは間違いないだろう。

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