昇格の切符が掛ったプレーオフは、概して「天国と地獄」と例えられるが、ここまでコンストラストを色濃く映し出した一戦は珍しいだろう。

プレミアリーグへのステップアップを目指す、レスター・シティとワトフォードはチャンピオンシッププレーオフの準決勝を戦ったが、試合終了間際の20秒間で壮絶なドラマが見られた。

ファーストレグを1-0で勝利していたレスター・シティは、後半ロスタイムにPKのチャンスをもぎ取り、これを決めれば合計スコア2-2、アウェイゴールで3-2の勝利となり、決勝戦へ駒を進めることが出来る状況を迎えるのだが・・・

結末はPKをストップされた挙句に、さらにそのシーンから20秒後にワトフォードにゴールを許すという、まさに最悪の展開。奇跡の逆転勝利にワトフォード側は歓喜の渦に包まれたが、同時にピッチ上ではレスター陣営の悲壮感も漂っていた。

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