チリ人指揮官、マヌエル・ペジェグリーニはマンチェスター・シティ監督就任の際にスペイン代表MF、サンティ・カソルラの獲得を望んでいる事を明らかにした。28歳のカソルラはビジャレアルとマラガでペジェグリーニとコンビを組んでおり両クラブで成功を共にしている。

マンチェスター・シティはFAカップのファイナルでウィガンに敗れて無冠が確定。指揮官のロベルト・マンチーニは解任され、新監督としてマラガの指揮官を務めるペジェグリーニの名前が取り沙汰されており、英国メディアは59歳の指揮官が就任する場合はアーセナルのスターの獲得を望むだろうと伝えている。

また、ペジェグリーニはマラガからスペイン代表MF、イスコの獲得を望んでいるようであり、マンチェスター・シティも以前から獲得の可能性を探っていた。イスコについてはチェルシーとPSGも興味を示しており、カソルラを確保したいと考えているとの事。特にシティには頼りになるプレーメーカーがダビド・シルバしかおらず、カソルラの確保はチームに安定をもたらすと考えられている。

カソルラがマラガからアーセナルへ移ったのは昨年の夏の事。近年のアーセナルはハイバリーからエミレーツ・スタジアムへの移転にともなって財政的に苦しかった為、スター選手を獲得できずに主力選手を引き抜かれてきたが、来季からは大きな投資ができるようになると言われている。グーナーが落ち込むようなニュースではあるが、12ゴール、10アシストを決めているMFの流出は是が非でも阻止する事は間違いないだろう。

なお、アーセナルは1500万ポンドでカソルラを獲得しているが、シティとしては2500万ポンドの移籍金であれば支払う覚悟があるようだ。

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