6月16日、アフラム紙は「ムスリム同胞団は、エジプト1部のザマレクの会長選挙に参加することを発表した」と報じた。
ムスリム同胞団はアラビア諸国におけるイスラム組織の一つであり、現在エジプトの大統領を務めているムハンマド・ムルシ氏を排出したことでも知られている。
エジプトリーグの名門であるザマレクは、昨年3月にリーグが中断されて以降深刻な財政難に陥っていることで知られている。9月に行われる会長選挙では、ムスリム同胞団が支持する弁護士のムルタバ・マンスール氏が、現職のマムドゥ・アバス会長と争うことになるという。
ムスリム同胞団が諸勢力と連合して設立した『自由と公正党』のウェブサイトで、グループはこのように発表している。
自由と公正党公式
ガマル・アブダラー ムスリム同胞団スポーツ委員会
「我々は、ザマレクの重役選挙において、いくつかのポストで特定の候補者を支持することを検討している。また、今後行われる全てのクラブの選挙にも参加する予定である」