マンチェスター・ユナイテッド移籍が噂されるバルセロナのMF、チアゴ・アルカンタラだが、チェルシーも獲得を狙っていると『ESPN』が報じている。

22歳のヤングスターはイスラエルで行われたU-21欧州選手権の決勝で大爆発。イタリア相手にハットトリックを決めスペインの連覇に大きく貢献している。これによりかねてより噂のあったユナイテッド移籍が加速しているが、ライバルであるチェルシーも若き才能を見逃すことはできなかったようだ。

ユナイテッドは1700万ポンドの売却条項満額での獲得を狙っているが、ジョゼ・モウリーニョもバルセロナのプレーメーカー獲得の為であれば喜んで支払うつもりであるという。チェルシーは若手を獲得する方針を採用しており、この18ヶ月でエデン・アザール、セサール・アスピリクエタ、ビクター・モーゼス、オスカル、そしてアンドレ・シュルレがクラブに加入している。

4年前のデビュー以来バルセロナで98試合に出場しているチアゴだが、チャビ、アンドレス・イニエスタ、そしてセスク・ファブレガスという大スターの前にベンチを温める事が多く、ティト・ビラノバはファーストチームの選手の1人としては考えているものの出番を求めてこの夏に移籍を決断すると噂されている。

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