トルコで開催されているFIFA U-20W杯は大会5日目となる25日にグループリーグ第2節4試合が行われ、オーストラリア(アジア)を下したエルサルバルドル(北中米カリブ海)が11人制のFIFA主催の国際大会で初勝利をあげた、

エルサルバドルは前半早々オーストラリアに先制を許したものの、すぐにディエゴ・コカのゴールで同点とすると、前半終了間際にホセ・ペーニャの逆転ゴールが決まり、そのまま2-1で逃げ切った。

エルサルバドルはこれまでU-17世界選手権、ワールドユース時代を含めてU-17、U-20W杯への出場がなく、五輪は日本が銅メダルを獲得した1968年に一度、W杯には1970年、そして圧倒的なテクニックであのマラドーナを驚愕させた同国の英雄ホルヘ・“マヒコ”・ゴンサレスを擁した1982年と二度出場しているが、いずれも未勝利。しかし、その1982年W杯メンバーであるマウリシオ・アルファロ監督のもと、初めて予選を突破しU-20W杯の初出場を果たすと、格上オーストラリア相手に歴史的な勝利をあげた。次は最終節に南米王者コロンビアと対戦し、グループリーグの突破を目指す。

なお、その他の試合はメキシコ対パラグアイが0-1、トルコ対コロンビアが0-1、マリ対ギリシャが0-0となっている。

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