スタンフォード・ブリッジはゼニト・サンクトペテルブルクのブラジル代表FW、フッキの獲得を目指していると言われているが、ロマン・アブラモヴィッチはフッキ獲得のために4000万ポンドの財政的バックアップをジョゼ・モウリーニョに行なっていると『Daily Express』が報じた。

26歳の屈強なストライカーはゼニト退団を望んでおり、スタンフォード・ブリッジ側も元ポルトのストライカーの獲得を望んでいるという。フッキについてはトッテナムも獲得を狙っており、移籍金満額での支払いは望まないものの資金的な余裕がると言われている。そしてフッキのサラリー的な要求は指揮官のアンドレ・ヴィラス=ボアスを悩ませているようだ。

フッキ本人は移籍の可能性と他クラブからのアプローチを既に認めているが、ステップアップとなる移籍やより良い競争を望んでおり、ゼニト残留となっても仕方ないと考えている様子。「より良い競争」はチャンピオンズリーグの事を指し示していると言われており、トッテナムはその場合候補から除外されうると見て酔いだろう。

モウリーニョはアンドレ・シュルレと既に契約をしているが、更なるストライカー獲得を望んでいる。ブルースの指揮官はラファエル・ベニテスの時代に獲得した選手に満足していないと言われており、フェルナンド・トーレスとデンバ・バは放出対象となっている。フッキは昨季ロシアで30試合に出場し11ゴールを奪っている。ポルト時代にはリーグ戦に99試合に出場し、54ゴールを奪っており、ゼニト移籍が決まる前、チェルシーも興味を示していた。

ベニテス、ジェコ獲得を切望

ナポリの指揮官、ラファエル・ベニテスはマンチェスター・シティのストライカー、エディン・ジェコを狙っているようだ。

『The Sun』によれば、ベニテスはボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のヒットマンとフィオレンティーナのステヴァン・ヨヴェティッチの獲得を望んでいる模様。もしシティが売却するならば、2011年にヴォルフスブルクから獲得した時の2700万ポンドの移籍金に近い金額を欲すると考えられている。なお、シティの前監督であるロベルト・マンチーニはジェコのイタリア移籍に太鼓判を押している。

ジェコについてはエディンソン・カバーニの去就次第という考えが妥当と見て良いだろう。ウルグアイ代表FWをシティが射止められなければ放出も難しそうだ。ヨヴェティッチについてはフィオレンティーナは要求額を下げる様子を見せておらず、チェルシー、アーセナル、シティとの獲得競争に参入する事になる。ナポリはイタリアで資金面で問題のないクラブの1つではあるが、プレミアリーグのクラブと競る事は非常に厳しいと考えて良いのではないだろうか。

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