フィオレンティーナのアタッカー、アデム・リャイッチの獲得を目指すミランだが、もしセルビア代表が加入する場合はエンバイ・ニアングが売却される見込みのようだ。
ミランがリャイッチ獲得に向かっているのはもはや公のものとなっており、既に選手とは5年契約で合意しているという。21歳のアタッカーはフィオレンティーナとの残りの契約が1年となっており、ミランはこの状況を活かして獲得を進めている。
ミランはフィオレンティーナに800万ユーロ+出来高のオファーを提示したが、フィオレンティーナは1200万ユーロを要求している。来週にはフィオレンティーナとリャイッチの代理人の会談が行われる見通しで、選手側はミラン移籍を志願して売却を要求するのではないかとみられている。
選手の心は既にミランへと向かっており、『Sky Sport』によればミランはリャイッチと5年契約、年俸200万ユーロで合意した模様。これはフィオレンティーナがリャイッチと契約延長した場合の金額を遥かに超えるものとなる。プレミアリーグのトッテナムもアプローチしていたが、選手本人は拒否している。
リャイッチ獲得の鍵を濁るのはエンバイ・ニアングの存在だ。リャイッチが加入する場合、ニアングが放出されるからである。ニアングについてはミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長が友人であるジェノアのエンリコ・プレツィオージ氏と交渉を続けており、『Sky Sport』によれば、ジェノアはユライ・クツカの共同保有を取引に入れたいと考えているようだが、ミランは納得していない模様であり、交渉は継続中だ。