12-13シーズンが閉幕しておよそ3ヶ月。いよいよ、本格的なヨーロッパシーズンの再開を告げるUEFAスーパーカップの季節が今年もやってきた。
UEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグの王者が直接対決するこの大会も、今シーズンで41回目。例年モナコのスタッド・ルイ・Ⅱで行われてきたが、今シーズンはチェコのエデン・アレーナで開催されることが決定されている。
そして、今シーズン最大の注目は、この大一番で実現したグアルディオラvsモウリーニョという因縁対決だろう。2シーズンにわたりスペインで凌ぎを削り、幾多の名勝負を築き上げてきた両者が、今度はバイエルンとチェルシーという新たなチームを率いこの一戦に臨む。
今回は、そんな両者のこれまでの全対決の結果を振り返ってみることにしよう。
グアルディオラvsモウリーニョ 全直接対決(11回)
グアルディオラの勝利:5回
モウリーニョの勝利:2回
引き分け:4回
これまで両者は11度の直接対決があるが、その全てがバルセロナとレアル・マドリーの対戦で、その結果はグアルディオラが大きくリード。しかし、中立地開催の1発勝負に関しては、モウリーニョ率いるレアル・マドリーがグアルディオラ率いるバルセロナを1-0で破っているという記録もある。これは両者間での唯一の中立地開催での試合であり、10-11シーズンのコパ・デル・レイ決勝で実現している。
UEFAスーパーカップはこれまで、不思議なことに10年連続でUCLの王者とUEL(旧UEFAカップ)の王者が順番に優勝しており、この順番でいけば、今年はUCLの王者バイエルンの優勝ということになる。
また、UEFAスーパーカップは過去10年で7度スペイン勢が出場しており、そういった大会で過去2シーズンのリーガを盛り上げた両者が対戦するというのも、どこか不思議な縁を感じる。
UEFAスーパーカップ、バイエルン・ミュンヘン対チェルシーの試合は日本時間の31日、午前3時45分よりエデン・アレーナで行われる。