8月31日、レキップ紙は「リールはフランスU-20代表FWフローラン・トーヴァンを売却する方針を固めた」と報じた。
フローラン・トーヴァンは1993年生まれの20歳。2011年から所属したバスティアでデビューし、昨季リーグ・アンで10得点をあげる活躍を見せ、フランスで最も期待される若手の一人となった。
彼に対してはマルセイユが当初から興味を示しており、獲得に向かっていることが報じられてきた。しかしリールはそれを拒否していたため、移籍交渉は長い間停滞した。
しかし今回、マルセイユがオファーの条件面を譲歩し、移籍金800万ユーロ+最大200万ユーロのボーナスという内容を提示。リールは1500万ユーロを希望していたが、こちらも譲歩をし条件に合意する姿勢を見せているとのことだ。
彼は昨季の1月にリールと契約したが、半年間のレンタルでバスティアに残ってプレーしていた。そのためリールではまだ1試合もプレーしておらず、移籍が決定すればファンにお披露目することもなくマルセイユへと去ることとなる。