エヴァートンの若きMF、ロス・バークリーにアーセナルも興味を示しているようだ。バークリーにはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも興味を示しており、1月のマーケットでは争奪戦になると言われている。
19歳のMFはロベルト・マルティネス監督からは「若いミヒャエル・バラック」と称される逸材。ユナイテッドのデイヴィッド・モイーズ監督はもちろん古巣エヴァートン時代に指導しており、その実力を熟知している。先日6日のW杯予選モルドバ戦ではイングランド代表としての初出場を飾るなど、将来性を高く評価されている選手であり、エヴァートンとしては2000万ポンドの移籍金を最低でも要求したい構えと噂されている。
ユナイテッドは指揮官のデイヴィッド・モイーズがバークリーを熟知している事が獲得へ動く一番の要因である。チェルシーはジョゼ・モウリーニョ監督が中盤の強化を強く望んでいる事や若いイングランド人の獲得を狙っていると発言したで噂になっている。
そしてアーセナルも同様に中盤の守備的MFを欲しているクラブだ。この夏の移籍マーケットでメスト・エジルを獲得した事でストライカーを除くアタッカー陣は非常に多士済々となっている。バークリーは前目のポジションでも活躍できるが、アーセナルとしてはアレックス・ソングをバルセロナに売却して以降、中盤の守備的な選手を欠いているため守備的MFとしての獲得を望んでいる様子。夏のマーケットではフリーエージェントのマチュー・フラミニを復帰させているものの、アルセーヌ・ヴェンゲル監督としては、ジャック・ウィルシャーやアーロン・ラムジーと長く活躍できる選手を求めているようだ。