今夏、ユヴェントスからミランへと移籍したFWアレッサンドロ・マトリは、ミラン加入後まだノーゴールと難しい状況にあるが、現地時間6日の日曜日に行われる古巣との対決を前に『Gazzetta dello Sport』に意気込みを語った。
「(ゴールしたら)喜ぶだろうね。それが無礼にあたるだろうとは思わない。オレにとって得点することは喜びなんだ。(かつての古巣)カリアリ相手にもそうしたので、なぜユヴェントス相手にやらないのか分からない」
また、「ユヴェントスの多くの選手たちといい関係にあるし、オレが得点するのに苦労しているから数人はメールで励ましてくれたよ」
とも語ったマトリだが、ユヴェントスではついに絶対的な存在にはなり切れずに退団することになった。それについてはこのように語っている。
「クラブからどんなオファーでも検討するだろうと言われたら、それはファーストチョイスから外れ、(チームの一員として)カウントされていないということだ。ユヴェントスは投資をしたので、金が必要だった。オレが最初にオファーを受けて、クアッリャレッラの代わりに去ることになったのさ」
PSG監督、ヴェッラッティを高評価
PSG監督のローラン・ブランは、今季目覚ましい活躍を見せているイタリア人MFマルコ・ヴェッラッティに対し賞賛を送っている。
「マルコは天性の才能を持った選手だ。彼はそれを示している」
「彼はボールを持っているときに相手に奪われることが少なく、チームメイトに指示を出すこともできる」
「ヴェッラッティはとてもいいよ、彼はチームに大きな調和と自信をもたらしてくれる。と同時にティアゴ・モッタも忘れちゃならない。彼とブレーズ・マテュイディが大きな役割を担っている。マルコが動けてプレーを構築できるポジションに彼ら2人が押し上げてくれる。それが彼(ヴェッラッティ)を使うには最善の方法なんだ」
マドリーのGK問題にカペッロが苦言
今季からレアル・マドリーを指揮するカルロ・アンチェロッティは、ここまでのところチームの守護神に関し、リーグ戦ではディエゴ・ロペスを起用しチャンピオンズリーグではカシージャスを起用している。現ロシア代表監督のファビオ・カペッロは、この古巣のGK問題に対し苦言を呈しているようだ。
「リーグ戦とチャンピオンズリーグでGKを使い分けている理由が理解できない。GKは特殊なポジションであり、MFの選手をターンオーバーするのとは違う」
「2人とも偉大なゴールキーパーだ。私にも2人の優れたGKがいて、どちらか1人に決めなければならないという問題を抱えていたことがあった。しかし、カシージャスについて言えば、彼がワールドカップへ行く際に問題となるようなことがあってはならない」