今、世界であるスパイクが話題を呼んでいる。

皆さんはこの時点でお分かりかもしれないがそのスパイクは一大スポーツメーカーのアディダスが日本人ファッションデザイナーの山本耀司氏とコラボレーションした企画「Y3」がスタートした2003年から10周年を迎えたということで限定品として発表されたものである。

一応、どのようなスパイクであるかを説明しておくとド派手な黄色の色合いで、つま先の部分に存在感抜群の獅子と狛犬をイメージしたという動物の顔が描かれている。山本氏によれば「日本の文化、古代の伝統にSFを混ぜ合わせたもの」ということだそうだ。それにしてもこのスパイクはとても斬新かつ、迫力のあるスパイクで、個人的には嫌いではない。ただ、ここイギリスでは受け入れがたいようである。

adidas F50 Adizero Yamamoto 1

adidas F50 Adizero Yamamoto 2

イギリス紙『Daily Mail』はこのスパイクについてこう見出しを付けた。

「これは見てきた中で最も酷いスパイク」

この記事ではこのスパイクについて「クリスティアーノ・ロナウドでさえ、履くことを考えるかもしれないスパイク」と紹介。そして過去にあった酷いスパイクをいくつか写真つきで上げている。これが中々強烈なデザインのものばかりなのである。そして最後には「アディダスはエジルやソルダードが履いている伝統的なオールブラックのスパイクを売り出しているが、このスパイクはその真逆だ」と締めくくっている。