世界最高の選手の一人、リオネル・メッシを擁しながら、1993年のコパ・アメリカを最後にタイトルから遠ざかっているアルゼンチン。それでも、2011年に就任したアレハンドロ・サベーラ監督のもと今予選では近年もっとも充実した戦いぶりを見せ、強豪ひしめく南米予選を1位で通過。1986年大会以来の優勝に期待がかかる彼らが14日、ブラジルW杯に向けた新ユニフォームを発表した。
スペイン語で「空色と白」を意味する「アルビセレステ(La Albiceleste)」、「セレステ・イ・ブランコ(La Celeste y Blanca)」といった愛称を持つアルゼンチン代表のニューモデル。
空色と白のストライプというベーシックなデザインは変わらないが、空色部分に濃淡のグラデーションでひと工夫。また、2001-02モデル以来となる黒のVネックを採用しており懐かしさを覚える人もいるかもしれない。
スペインの新ユニフォームと同じく後身頃の上部と両サイドにゴールドのライン。
“Asociación del Fútbol Argentino”は、「アルゼンチンサッカー協会(AFA)」のこと。
そして、アルゼンチンも伝統の黒のパンツからシャツ・ソックスと同系色の白のパンツに変更し、全身同一色へ。日本を含むadidas勢で足並みを揃えた格好となっており、同じように黒→白パンツのドイツ同様以前よりも軽快さが出た印象である。
しかし、なぜメッシだけカメラ目線・・・。
選手たちの足もとには先日発表されたadidasの「サンバコレクション」がズラリ。(Pumaと契約している一番奥のアグエロは除く。密かにスパイクのロゴも黒く塗りつぶされている)
アルゼンチンの新ユニフォームは、本日15日のエクアドルとの親善試合で初使用。3日後にはW杯初出場を決めたボスニア・ヘルツェゴビナとの対戦が組まれており、試合はいずれも中立地のアメリカで行われる。