ロイター通信は「レアル・マドリーの監督を務めているカルロ・アンチェロッティ氏は、スペイン代表が行った親善試合の旅程に不満を表明した」と報じた。
スペイン代表チームは11月17日に赤道ギニアと、そして20日に南アフリカとのアウェイゲームを行った。その過程でビクトル・バルデスが負傷してしまい、さらに南アフリカとの対戦では敗北してしまうなど、少なからずダメージが残るものとなった。
アンチェロッティ監督は23日に行われたアルメリア戦を前にした記者会見で、協会が組んだスケジュールと旅程について不満を表明した。
ロイター
カルロ・アンチェロッティ レアル・マドリー監督
「3月までこれ以上の国際試合がないというのはラッキーだ。これについて話すのは難しいが、これらの試合(赤道ギニア戦、および南アフリカ戦)を行うというスペインの判断は、よい決定ではなかったと思う。
選手は飛行機の中で3晩を過ごすことになった。これは良くない。バルセロナはビクトル・バルデスを失った。協会はこれらの負傷を回避することはできたはずだ。
我々はとても多くの選手を備えているが、フィジカルの状態は良くはない。しかし、メンタル面ではポジティブで、明日の試合に集中している。そして、負傷した選手をいかに復帰させるかということを考えている。
最近の試合ではうまくやれており、良い姿勢を見せられていた。しかし、中断の後の試合が簡単でないことを知っている。そして、アルメリアも良いプレーをしてきたチームだということも」